クラミューとは
クラミュー木製玩具は、ドイツの木工職人クラウス・ミューラーが節目のないアメリカ産高級パイン材で一つ一つ丁寧に作った玩具です。
毎年ドイツでは、600年以上の歴史のあるクリスマスマーケットが、クリスマスの4週間前から全国主要都市で開催されます。
クラミュー木製玩具も1976年より、フランクフルトなどのクリスマスマーケットで販売されています。
こだわりの材質サザンパインは、16世紀頃にイギリス王室の帆船のマストに使用されていた為、『国王の木』と呼ばれていました。
現在でも非常に美しい木目を生かして客船の高級内装材として使用されたり、強度のあるパイン材としてボーリング場のレーン、
木製ジェットコースターの構造材にもなっています。
クラミュー木製玩具の日本代理店「IMPORT-KURABI」は、お陰さまで、開業して28年目を迎えることになります。ドイツ滞在5年の経験を生かし、これからも「本質的に良いモノ」を皆様にご紹介できるように努めたいと思っております。
職人による丁寧な手作り
通常のプルトーイの場合、玉に穴をあけ、細い紐を通して結んであるものが多いのですが、クラミュー木製玩具は非常に太いしっかりとした材質の紐を、もち手の玉の中心で固定する方法で作られています。
面取りも非常に丁寧で、サザンパインの光沢のある材質がお部屋のインテリアとして他の家具にマッチする、高級感ある木製玩具です。
PL保険
クラミューの商品は、「万が一」に備え、PL保険へ加入しています。
PL保険(生産物賠償責任保険)とは、第三者に引き渡した物や製品、業務の結果に起因して賠償責任を負担した場合の損害を、身体障害または財物損壊が生じることを条件としてカバーする賠償責任保険です
安全なつくり
CEマークは、ヨーロッパEU諸国共通の玩具安全基準をパスした証明のマークです。形、色、大きさなどの安全性が、厳しくチェックされています。
ドイツの家具職人、クラウス・ミューラーが、材質にこだわり、良質の節目のないアメリカ産サザンパインの中でも、特に高級なカロライナ地方のパイン材を厳選して、ひとつひとつ丁寧に作り上げました。
色もナチュラルカラーと赤のみの、シンプルなデザインで高級感があります。
最近流行の、パイン材の家具にも違和感なくマッチし、一過性の玩具としてのみでなく、長く子供部屋のインテリアとして飾って頂けます。
クラミュー木製玩具は、ヨーロッパ安全基準合格(CEマーク)の塗料、ニスを使用しています。
お子様が、万一舐めても、安全です。
2009年入荷商品の一部は、ニスを使用していない無塗装です。
ミニアヒル、子馬、飛行機、ヘリコプターなど。
地球環境にやさしい樹種、耐久性に優れたサザンイエローパインを使用
16世紀頃、イギリス王室の帆船のマストに使用されていた為、国王の木と呼ばれていました。アメリカサウスカロライナ地方原産で木目が非常に美しく、イエローパインとも呼ばれています。
耐久性にも優れ、最も強度の優れた構造材の一つとして木製ジェットコースター、ボーリング場のレーン、住宅床材、船舶内装材として使用されています。
クラミュー木製玩具は、サザンパインを使用して製造するドイツのメーカーです。
※サザンパインはアメリカでの針葉樹の需要量の約30%を占める主要な樹種で、成長が早く、継続的な植林により成長量が伐採量をはるかに上回る地球環境にやさしい樹種です。(ASJO アメリカ針葉樹協議会HPより)
現地の新聞に掲載されました
クラミュー木製玩具Tokyoにも進出
フランクフルトのクリスマスマーケットで木のおもちゃを販売するクラウス ・ ミュラーフランクフルト/ランゲンビーバー
ランゲンビーバーのクラウス・ミューラー氏はフランクフルトのクリスマスマーケットの重鎮である。1978年から、パウルス教会から数メートルも離れていない場所で、レーン山地で作られた木のおもちゃを販売している。彼のブース上には大きな文字で「クラミューの子供の世界」と書かれている。
編集者RAINER ICKLERより
「38年間ここが私の定位置です。いつも同じ場所です。」彼は誇らしげに言う。「私はフランクフルト(クリスマスマーケット)のイベント主催者の中でも特に気に入られているんですよ。」ゆり馬、引っ張る車輪付きのアヒル、車、列車、飛行機、馬の頭に棒が付いたおもちゃやベビーカーは、彼のランゲンビーバーの工房でパイン材とブナ材から彼一人で仕上げられている。彼の会社名Klamüは、Klaus Müllerからとったものだ。
年が暮れ、それまでの慌ただしい数週間のクリスマスマーケットでの疲れが取れると、彼は再びビーバー川のすぐ隣に構えている工房を稼働させる。年の半ばまでに、安全な材料でつくられた木製玩具を完成させて倉庫を満たす為だ。年の後半は、クラミューのおもちゃを販売する為ここフランクフルトのクリスマスマーケットと同様に、主にヘッセン州の様々な場所のマーケットで出店している。ここには良いお客が多く、店に買いに来る人々は、彼の良い手仕事や子供に優しいおもちゃを称賛する。「私は満足しています。」
ランゲンビーバーで仕上げられた子どものおもちゃは、既に東京でも販売されている。何年か前に日本から顧客が来た際に彼の玩具を買い、彼の製品を気に入り主要都市でも販売したいとなった、とクラウス・ミューラー氏は語る。その為、レーン山地でつくられた彼の木製玩具はクリスマス時期の前にもフランクフルトのみならず東京でも販売されることとなったのだ。日本の販売風景の写真を見せてくれた彼は誇らしげだった。
クラウス・ミューラー氏はランゲンビーバーに20年間住んでいるのだが、実は生粋のレーン地方出身者ではない。彼の出身地はケルクハイムであり、昔はHoechst AG (かつてドイツにあった世界有数の製薬会社へキスト)で働いていた。だが40年前に夢を実現させ、会社クラミューが誕生した。それ以来、彼は木のおもちゃを作り続けている。彼はランゲンビーバーに移住した事を後悔はしていない。「ここは本当に素敵な場所です。」彼は言う。何よりもレーン山地の景色と、特にミルゼブルグ山が彼を夢中にさせたと言う。そして彼は、レーン山地と共に彼の作る木のおもちゃを宣伝し続ける。いくつものクリスマスツリーの下に置かれるであろう彼のおもちゃで、ヘッセン州の子供達だけでなく日本の子供達の目をも輝かせるために。
(翻訳:中山紗貴子)